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死んでしまったら私のことなんか誰も話さない

Nadie hablara de nosotras cuando hayamos muerto
 (スペイン 1995)


製作
エドモンド・ギル
監督
アグスティン・ディアス・ヤネス
脚本
アグスティン・ディアス・ヤネス
撮影
パコ・フェメニア
音楽
ベルナルド・ボネッツィ
ジャンル
ドラマ/ 女性
受賞
サンセバスチャン国際映画祭 主演女優賞(ヴィクトリア・アブリル

キャスト
ヴィクトリア・アブリル
グロリア・ダッケ
ピラル・バルデム
グロリアの義母
フェデリコ・ルッピ
狙撃者
アンナ・オフェリア・マルギア
ドナ・ローザ
ダニエル・ジメネス・カチョ
オズワルド

内容
 サンセバスチャン国際映画祭で3部門、ゴヤ賞で8部門を制覇。人生に挫折したひとりの女性の再起のドラマを、バイオレンス・シーンを交えて描く痛快作だ。
 闘牛士の夫が意識不明の重傷を負ったことで絶望したグロリアは、アルコールに溺れ、失意のドン底に落ちていく。
 そんなある日、麻薬組織と警察の銃撃戦に巻き込まれた彼女は、瀕死の刑事から一冊の手帳を託される。そこには組織の裏金の隠し場所が記されていた。就職もできず経済的に追い込まれていた彼女は、金の横取りを企む。
 不幸から抜け出すために大胆な行動に出る主人公を、ペドロ・アルモドバル作品で知られるヴィクトリア・アブリルが好演。自我に目覚め、たくましく成長していく彼女の変身ぶりが見ものだ。