最後の晩餐　平和主義者の連続殺人

最後の晩餐　平和主義者の連続殺人

The Last Supper

　(アメリカ　1995)

製作総指揮	デヴィッド・クーパー／ジョナサン・ペナー／ステイシー・タイトル
製作	マット・クーパー／ロリー・ミラー／ダン・ローゼン／ルイス・コリーナ／ラリー・ワインバーグ
監督	ステイシー・タイトル
脚本	ダン・ローゼン
撮影	ポール・キャメロン
音楽	マーク・マザースボー
ジャンル	コメディ／スリラー

キャスト
キャメロン・ディアス	ジュード
ロン・エルダード	ピート
アナベス・ギッシュ	ポーリー
ジョナサン・ペナー	マーク
コートニー・Ｂ・ヴァンス	ルーク
ジェイソン・アレクサンダー	反環境保護主義者
ノーラ・ダン	アリス・スタンリー保安官
チャールズ・ダーニング	ジェラルド・ハッチンス牧師
ブリン・エリン	ヘザー
マーク・ハーモン	支配的な男
ロン・パールマン	ノーマン・アーバスノット
ビル・パクストン	ザック

内容

　１軒の家を借りて共同生活を営む男女５人の大学院生。その中のピートが車の故障で困っていたところを救ってくれたトラック運転手ザックを連れてくる。５人は彼に感謝し、夕飯を共にするが、極端な愛国主義者であるザックと平和主義者の５人は意見が合わず対立。ナイフを振りかざして脅すザックと揉み合ううちに彼を殺してしまう。
　一旦は落ち込む５人だったが、｢もし、時間をさかのぼり第二次大戦前のヒトラーに出会ったら、彼を殺すのが正義だ」という考えを持つ彼らは、危険思想のザックを殺したことも正当化してしまう。以来、５人はタカ派、差別主義者、保守派の人間を招いては毒入りワインで殺すという行為を繰り返す……。
　自分たちの勝手な理論で殺人を犯す５人の行為とその破綻をシニカルに描いたブラック・コメディ。最初に殺されるザックを演じるのは、「ツイスター」のビル・パクストン。