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奇跡の海
Breaking the Wave
(デンマーク 1996)
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ラース・ヨーンソン | |
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ペーター・アールベック・ヤンセン/ヴィビカ・ウィンデロウ/アクセル・ヘルゲランド/ロブ・ランゲストラート/マリアンヌ・スロット/ペーター・ファン・ヴォゲルポール | |
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ラース・フォン・トリアー | |
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ラース・フォン・トリアー | |
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ロビー・ミューラー | |
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ヨアキム・ホルベク | |
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恋愛/ドラマ | |
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カンヌ映画祭 | 審査員特別大賞 |
セザール賞 | 外国語映画賞 | |
ヨーロッパ映画賞 | 主演女優賞(エミリー・ワトソン)/作品賞/国際批評家賞 | |
ロンドン批評家協会賞 | 英国新人賞(エミリー・ワトソン)/英国女優賞(エミリー・ワトソン) | |
LA批評家協会賞 | 新世代賞(エミリー・ワトソン) | |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー | 主演女優賞(エミリー・ワトソン)/撮影賞/監督賞/作品賞 | |
NY批評家協会賞 | 主演女優賞(エミリー・ワトソン)/撮影賞/監督賞 | |
ストックホルム映画祭 | ノルウェー映画賞 | |
ウルグアイ国際映画祭 | 作品賞 | |
ヴァンクーヴァー国際映画祭 | 人気作品賞 |
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「エレメント・オブ・クライム」「ヨーロッパ」「キングダム」と、カルト支持の高い異色作を放ち続けるラース・フォン・トリアーの長編第5作。 物語の舞台は、70年代初頭、スコットランド北西部の寒村。戒律の厳しいカルヴィン主義が支配するこの村で、敬虔な信者のベスは、よそ者のヤンと結婚する。油田の採掘現場で働く彼が留守になると、ひとり、神と対話を繰り返すベスだった。 ところが、ある日、ヤンは現場で大けがを負い、全身麻痺となってしまう。「もうお前を抱くことはできない。愛人を見つけて、その時のことを話してくれ」というヤンの言葉を神との対話の中で“愛の証しを示す行為”と理解したベス。彼女は、村の男性と次々と関係を持ち、ついには教会から追放されてしまうのだった……。 排他的な村社会で純粋に愛を貫いた主人公の悲劇的な運命に、やがて“祝福の鐘”が鳴り響く、厳しくも感動的な愛のドラマ。手持ちのカメラで撮影された映像は絶えず不安定に揺れ、あたかもドキュメンタリーを見るかのような生々しさを放っている。 |