アメリカの災難

アメリカの災難

Flirting With Disaster

　（アメリカ　1996）

製作総指揮	ボブ・ワインスタイン／ハーヴェイ・ワインスタイン／トリー・ホヴィング
製作	ディーン・シルヴァーズ／ケリー・オレント／クリストファー・グッド
監督	デヴィッド・Ｏ・ラッセル
脚本	デヴィッド・Ｏ・ラッセル
撮影	エリック・エドワーズ
音楽	スティーヴン・エンデルマン
ジャンル	コメディ／ロードムービー

キャスト
ベン・スティラー	メル・コップリン
パトリシア・アークエット	ナンシー・コップリン
ティア・レオーニ	ティナ・カルブ
メアリー・タイラー・ムーア	コップランド夫人
ジョージ・シーガル	コップランド氏
アラン・アルダ	リチャード・シリクティング
リリー・トムリン	メアリー・シリクティング
リチャード・ジェンキンス	ポール
ジョッシュ・ブローリン	トニー
セリア・ウェストン	ヴァレリー・スワニー
グレン・フィッツジェラルド	ロニー・シリクティング
ベス・オストロスキー	ジェーン

内容

　ニューヨークの昆虫学者メルは、サンディエゴで暮らしているという生みの親を訪ねることにする。ところが妻のナンシー、生まれたてのベビー、養子縁組協会から派遣された美女ティナとともに現地に着いてみると、とんだ人違いだと判明。これを皮切りにメルと一行は、ミシガンからアンテロープへとアメリカ横断の旅を繰り広げるはめに……。
　これが長編第２作となるインディーズの映画作家デヴィッド・Ｏ・ラッセルのオフビートなセンスが光るロードムービー。
　ホモのFBI捜査官が旅の道連れになったり、セックス絡みの珍トラブルが勃発したりと、先の読めない過剰なドラマ展開に、笑いを通り越して呆然とさせられてしまう。現代人の悩める姿を、痛烈かつアッケラカンと風刺したブラック・コメディ。