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ラストマン・スタンディング
Last Man Standing
 (アメリカ 1996)


製作総指揮
サラ・リシャール/マイケル・デ・ルーカ
製作
ウォルター・ヒル/アーサー・M・サルキシアン/ポーラ・ヘラー/マルタ・メリフィールド/ラルフ・S・シングルトン/ジェフ・ウィンコット
監督
ウォルター・ヒル
原作
黒澤明/菊島隆三
脚本
ウォルター・ヒル
撮影
ロイド・アハーン
音楽
ライ・クーダー
ジャンル
アクション/バイオレンス
リメイク
用心棒(1961)/荒野の用心棒(1964)

キャスト
ブルース・ウィリス
ジョン・スミス
ブルース・ダーン
エド・ガルト保安官
ウィリアム・サンダーソン
ジョー・マンデイ
クリストファー・ウォーケン
ヒッキー
デヴィッド・パトリック・ケリー
ドイル
カリーナ・ロンバード
フェリーナ
ネッド・エイセンバーグ
ストロジー
アレキサンドラ・パワーズ
ルーシー
マイケル・インペリオーリ
ジョルジオ
ケン・ジェンキンス
ピケット
レスリー・マン
ワンダ

内容
 黒澤明監督の「用心棒」をブルース・ウィリスの主演でリメイク。
 この世から置き去りにされたような町ジェリコに、2丁のコルトを操るジョン・スミスという男がやって来る。この町はアイルランド系とイタリア系のふたつの密売組織が対立し、正義などはなかった。拳銃の腕を見込んだイタリア系のボス、ストロッジが用心棒としてスミスを雇うことになり、スミスは表向きは忠誠を誓う。しかし、彼の目的はボスの情婦のルーシーに近づき、町の情報を得ることだった。
 一方、アイルランド系のボス、ドイルがより高い報酬を条件に出し、スミスはドイルに寝返る。やがて、ふたつの組織の対立は激しさを増していく。そして、スミスはふたつの組織を一気に潰してしまおうと考えるのだったが……。
 黒澤明とともにサム・ペキンパーも敬愛する監督のウォルター・ヒルが、ペキンパー的なバイオレンス描写をふんだんに見せている。また、「用心棒」では三船敏郎が演じた主人公を、ブルース・ウィリスが好演している。