|
ティコ・ムーン
Tykho Moon (フランス・ドイツ 1996)
|
|
アラン・セントンゼ | |
|
モーリス・ベルナルト/クリストフ・メイヤー・ウィール/ウィランド・シュルツ・キール | |
|
エンキ・ビラル | |
|
エンキ・ビラル | |
|
エンキ・ビラル/ダン・フランク | |
|
エリック・ゴーティエ | |
|
ゴラン・ヴェイヴォダ | |
|
SF/サスペンス | |
|
ブリュッセル国際ファンタジー映画祭 | 特別賞 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
フレンチ劇画(バンド・デシネ)の先駆者としてカルト的な人気を集める鬼才アーティスト、エンキ・ビラルが、'89年の「バンカー・パレス・ホテル」以来、久々に発表した監督第2作。 近未来の月面都市の支配者マクビーが、双子の弟が何者かに暗殺されたことをきっかけに、死の恐怖にとりつかれる。血液が青くなる奇病に冒されたマクビーを救えるのは、行方不明中の謎の人物ティコ・ムーンだけだった。やがて街にさまよい込んできた記憶喪失の男アニクストをめぐり、娼婦、ジャーナリストら謎めいた人々の思惑が交錯していく……。 精密な画風で知られるビラル特有のざらついた質感が、アナログ感覚でフィルムに転化されたSFハードボイルド。「バンカー・パレス・ホテル」のヒロイン、キャロル・ブーケとも共通する赤い髪をしたジュリー・デルピーの目覚ましい活躍ぶりからは、タフでクールな女性に対するビラルの賛美が読み取れる。 |