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ニル・バイ・マウス
Nil by Mouth
 (イギリス 1997)


製作
リュック・ベッソン/マーク・フリードマン/ヒラリー・ヘス/ゲイリー・オールドマン/ダグラス・アーバンスキー
監督
ゲイリー・オールドマン
脚本
ゲイリー・オールドマン
撮影
ロン・フォルチュナート
音楽
エリック・クラプトン
ジャンル
ドラマ/ドラッグ
受賞
カンヌ映画祭
主演女優賞(キャシー・バーク)
英国アカデミー賞 アレクサンダー・コーダ賞/オリジナル脚本賞

キャスト
レイ・ウィンストン
レイ
キャシー・バーク
ヴァレリー
チャールズ・クリイード・マイルズ
ビリー
ライラ・モース
ジャネット
エドナ・ドール
キャス
クリシー・コッテリル
ポーラ
ジョン・モリソン
アンガス
ジェイミー・フォーマン
マーク
スティーヴ・スウィーニー
ダニー
レア・フィッツジェラルド
ミシェール

内容
 「レオン」の性格俳優ゲイリー・オールドマンが、親友リュック・ベッソンの協力を得て撮り上げた監督デビュー作。オールドマンの故郷サウスロンドンを舞台に、自伝的な要素を含んだドラマを演出している。
 夜になると酒と麻薬を求めて街に繰り出す男たちと、パブでウサを晴らしながら家庭を守る女たち。家庭内暴力や麻薬に囲まれた彼らの日常を追いながら、市井の人間模様を切り取っていく。
 ハンディカメラで捉えられた感情のぶつかり合いがドキュメンタリー風のリアルさを醸し出し、緊迫感が全編に充満。暴力や麻薬にまつわるハードな描写も多いが、登場人物へ向けられた温かいまなざしが何よりも忘れがたい。