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オール・アバウト・マイ・マザー

Todo sobre mi madre
 (スペイン・フランス 1999)


製作総指揮
オーガスティン・アルモドヴァル
製作
ミシェル・ルーベン
監督
ペドロ・アルモドヴァル
脚本
ペドロ・アルモドヴァル
撮影
アフォンソ・ベアト
音楽
アルベルト・イグレシアス
ジャンル
コメディ/ドラマ
受賞
アカデミー賞
外国語映画賞
ボストン映画批評家協会賞 外国語映画賞
英国アカデミー賞 外国語映画賞(英語圏外)
英国インディペンデント映画賞 外国語映画賞
ブロードキャスト映画批評家協会賞 外国語映画賞
カンヌ映画祭 監督賞
シカゴ映画批評家協会賞 外国語映画賞
セザール賞 外国語映画賞
ヨーロッパ映画賞 監督賞/女優賞(セシリア・ロス)/作品賞
ドイツ映画賞 外国語映画賞
ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞
LA映画批評家協会賞 外国語映画賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 外国語映画賞
NY映画批評家協会賞 外国語映画賞

キャスト
セシリア・ロス
マヌエラ
マリサ・パレデス
ウマ・ロッホ
カンデラ・ペーニャ
ニーナ
アントニア・サン・ホアン
アグラード
ペネロペ・クルス
シスター・ロサ
ローザ・マリア・サルダ
ロサの母
フェルナンド・フェルナン・ゴメス
ロサの父
トニ・カンタ
ローラ
エロイ・アゾリン
エステバン
カルロス・ロザーノ
マリオ

内容
 スペインの異才ペドロ・アルモドヴァル監督が、愛情をこめて女性の本質を描いた傑作。
 移植コーディネーターのマヌエラは17歳の息子エステバンを突然の交通事故で失ってしまう。傷心の彼女は、17年前に別れた夫を探す旅先で、女しか愛せない大女優ウマ・ロッホの付き人となる。 そして私生児をみごもった修道女ロサ、女装の娼婦アグラードらと心から打ち解けあう。
 自分のすべてだった息子を亡くしたマヌエラが、いかにして自分を取り戻すかが、この映画のテーマ。心に深い傷を持つ女性たちが互いに手を差し伸べあい、協力して生きていく姿が感動的。アルモドヴァル監督は、その見事な語り口で、存在感溢れる女性たちの様々な人間模様を不自然さを感じさせないままに混在させている。
 99年カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。世界各国の映画祭で高い評価を受け、アメリカの「タイム」誌では、99年の年間映画ベスト1に選ばれた。