エニイ・ギブン・サンデー

エニイ・ギブン・サンデー

Any Given Sunday

　(アメリカ　1999)

製作総指揮	オリヴァー・ストーン／リチャード・ドナー
製作	ダン・ヘルステッド／エリック・ハンバーグ／ジョナサン・クラウス／リチャード・ルトウスキー／ローレン・シュラー・ドナー／クレイトン・タウンゼント
監督	オリヴァー・ストーン
原作	ダニエル・パイン／ジョン・ローガン
脚本	オリヴァー・ストーン／ジョン・ローガン
撮影	サルヴァトーーレ・トティーノ
音楽	リチャード・ホロヴィッツ／マイケル・Ａ・リーガン／ロビー・ロバートソン
ジャンル	ドラマ／スポーツ

キャスト
アル・パチーノ	トニー・ダマト
キャメロン・ディアス	クリスティーナ・パニアッチ
デニス・クエイド	ジャック・‘キャップ’・ルーニー
ジェームズ・ウッズ	Ｄｒ。ハーヴェイ・マンドレイク
ジェイミー・フォックス	‘スティーミン’・ウィリー・ビーメン
ＬＬクールＪ	ジュリアン・‘Ｊマン’・ワシントン
マシュー・モディン	Ｄｒ。オリー・パワーズ
ジム・ブラウン	モンテズマ・モンロー
ローレンス・テイラー	ルーサー・‘シャーク’・ラヴェイ
ビリー・ベラミー	ジミー・サンダーソン
アンドリュー・ブリニアースキー	パトリック・‘マッドマン’・ケリー
ローレン・ホリー	シンディ・ルーニー
アン・マーグレット	マーガレット・パニアッチ
エリザベス・バークリー	マンディ
チャールトン・ヘストン	コミッショナー
ジョン・Ｃ・マクギンリー	ジャック・ローズ
オリヴァー・ストーン	タグ・コワルスキー

内容

　フットボールを扱った映画は数々あれど、これほど巨漢のぶつかりあう迫力を生々しく描いた作品は珍しい。実際のフットボールの試合をしているグラウンドにカメラがずけずけと入り込んだような迫力に満ちている。男たちの闘争本能を生々しく描くことには定評のあるオリヴァー・ストーン監督が本領を発揮。オーソドックスなスポーツ・ドラマを斬新な映像スタイルで描き、パワフルでエキサイティングなエンターテイメントに仕立て上げている。
　ヘッドコーチ、トニー・ダマト率いるマイアミ・シャークスは負け続けのどん底状態。しかもベテランのクォーターバック、ジャックは怪我で戦列を離脱。女性オーナー、クリスティーナも作戦に口出しするようになり、ダマトには頭の痛いことばかり。
　ところが、ジャックの代役に起用した無名の若手選手ウィリーが予想に反して大活躍。これで一筋の光明が見えたかと思われたのだが…。
　スクリーン手前の席に陣取れば、骨のきしむような男たちのぶつかりあいの迫力を生身で感じ取れること請け合いだ。