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クレイドル・ウィル・ロック

Cradle Will Rock
 (アメリカ 1999)


製作総指揮
フランク・ビーカム/ルイーズ・クラコワー/アラン・F・ニコルズ
製作
リディア・ディーン・ピルチャー/アリソン・R・ヘブル/ジョン・キリク/ティム・ロビンス
監督
ティム・ロビンス
脚本
ティム・ロビンス
撮影
ジャン・イヴ・エスコフィエ
音楽
デヴィッド・ロビンス
ジャンル
ドラマ/実話
受賞
イスタンブール国際映画祭 観客賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 特別賞

キャスト
ハンク・アザリア
マーク・ブリッツスタイン
ルーベン・ブラデス
ディエゴ・リヴェラ
ジョーン・キューザック
ヘイゼル・ハフマン
ジョン・キューザック
ネルソン・ロックフェラー
ケイリー・エルウェス
ジョン・ハウスマン
フィリップ・ベイカー・ホール
グレイ・マザーズ
チェリー・ジョーンズ
ホーリー・フラナガン
アンガス・マクファデン
オーソン・ウェルズ
ビル・マーレイ
トミー・クリックショー
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
ラグランジェ伯爵夫人
スーザン・サランドン
マルゲリータ・サルファッティ
ジェイミー・シェリダン
ジョン・アデア
ジョン・タトゥーロ
アルド・シルヴァーノ
エミリー・ワトソン
オリーヴ・スタントン
ボブ・バラバン
ハリー・ホプキンス
ジャック・ブラック
シド
グレッチェン・モル
マリオン・デイヴィス
ハリス・ユーリン
議員
ティム・ロビンス
映画の声
ミシェル・ロドリゲス
エキストラ

内容
 1930年代、大不況のアメリカでは、失業中の多くの演技人を本業に戻すため“フェデラル・シアター・プロジェクト”を発令。22歳のオーソン・ウェルズはそのプロジェクトで採用された「ゆりかごは揺れる」演出を担当、役者もオーディションで決まるが、初日前日に内容が非米的だというので上映禁止になってしまう。果たして「ゆりかごは揺れる」は幕を上げることができるのか?!
 1937年、オーソン・ウェルズが演出した「ゆりかごは揺れる」という舞台が初日を前に封鎖されたが、舞台を成功させようと危険をかえりみず、立ち上がった人々がいた。その実話に感銘を受けたティム・ロビンスが映画製作に乗り出したのが「クレイドル・ウィル・ロック」。失業に苦しみながらも、芸術を愛し、守ろうとした人々の熱い思いを時代背景もしっかり描きながらユーモアも織り込んで爽やかに描いていく。
 出演者も豪華、女優志願の少女にはエミリー・ワトソン、ムッソリーニの元愛人はティム・ロビンスの妻でもあるスーザン・サランドン、資本家ネルソン・ロックフェラーにはジョン・キューザック、その他、ビル・マレーやジョン・タトゥーロなど個性的な俳優人が、それぞれのキャラクターの持つ性格をしっかりと演じている。30年代のアメリカを知っている方が、より楽しめ、共感できる作品なのかもしれない。