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クレイドル・ウィル・ロック
Cradle Will Rock
(アメリカ 1999)
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フランク・ビーカム/ルイーズ・クラコワー/アラン・F・ニコルズ | |
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リディア・ディーン・ピルチャー/アリソン・R・ヘブル/ジョン・キリク/ティム・ロビンス | |
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ティム・ロビンス | |
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ティム・ロビンス | |
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ジャン・イヴ・エスコフィエ | |
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デヴィッド・ロビンス | |
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ドラマ/実話 | |
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イスタンブール国際映画祭 | 観客賞 |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー | 特別賞 |
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1930年代、大不況のアメリカでは、失業中の多くの演技人を本業に戻すため“フェデラル・シアター・プロジェクト”を発令。22歳のオーソン・ウェルズはそのプロジェクトで採用された「ゆりかごは揺れる」演出を担当、役者もオーディションで決まるが、初日前日に内容が非米的だというので上映禁止になってしまう。果たして「ゆりかごは揺れる」は幕を上げることができるのか?! 1937年、オーソン・ウェルズが演出した「ゆりかごは揺れる」という舞台が初日を前に封鎖されたが、舞台を成功させようと危険をかえりみず、立ち上がった人々がいた。その実話に感銘を受けたティム・ロビンスが映画製作に乗り出したのが「クレイドル・ウィル・ロック」。失業に苦しみながらも、芸術を愛し、守ろうとした人々の熱い思いを時代背景もしっかり描きながらユーモアも織り込んで爽やかに描いていく。 出演者も豪華、女優志願の少女にはエミリー・ワトソン、ムッソリーニの元愛人はティム・ロビンスの妻でもあるスーザン・サランドン、資本家ネルソン・ロックフェラーにはジョン・キューザック、その他、ビル・マレーやジョン・タトゥーロなど個性的な俳優人が、それぞれのキャラクターの持つ性格をしっかりと演じている。30年代のアメリカを知っている方が、より楽しめ、共感できる作品なのかもしれない。 |