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ギター弾きの恋
Sweet and Lowdown
(アメリカ 1999)
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J・E・ビューケア/チャールズ・H・ジョフィ/ジャック・ローリンズ | |
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レティ・アーロンソン/ジャン・ドゥマニアン/リチャード・ブリック | |
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ウディ・アレン | |
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ウディ・アレン | |
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チャオ・フェイ | |
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エドウィン・B・エドワーズ/ディック・ハイマン | |
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コメディ/ドラマ | |
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ロンドン批評家協会賞 | 助演女優賞(サマンサ・モートン) |
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ジャズ・ファンであり演奏家でもある名匠ウディ・アレン監督がミュージシャンを主人公に描く人間ドラマ。架空のジャズ・ギタリストの人生をドキュメンタリー風に描く。 1930年代、ジプシー・ジャズの名ギタリスト、エメットは、ジャンゴ・ラインハルトに次ぐ“世界で2番目の腕”を自称する自惚れ屋で、女遊びも派手。そんな彼が、口のきけない娘ハッティの純粋さに心を動かされて同棲生活をはじめた。 それでも浪費グセは治らず、大恐慌のさなかにエメットは破産宣告を受ける。ハッティは献身的に尽くすものの、エメットは彼女を捨てて上流階級の娘と衝動的に結婚してしまう……。 遊び好きで落ち着きのないダメ男の姿を、ユーモアとペーソスをもってとらえるアレンの軽妙な演出は快調。主人公を知る人々の架空の証言も挿入され、凝った記録映画的な作りにニヤリとさせられる。俳優陣も素晴らしく、なかでもアカデミー賞候補となったハッティ役のサマンサ・モートンの目線の演技は秀逸。 |