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電話で抱きしめて
Hanging Up
(アメリカ 2000)
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デリア・エフロン/ビル・ロビンソン | |
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ノーラ・エフロン/ローレンス・マーク/ダイアナ・ポコーニー | |
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ダイアン・キートン | |
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デリア・エフロン | |
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デリア・エフロン/ノーラ・エフロン | |
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ハワード・アサートン | |
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デヴィッド・ハイシュフェルダー | |
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コメディ/ドラマ |
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イヴはキャリア・ウーマンの姉と昼メロ女優の妹を持つ3人姉妹の次女。3人は電話好きの父親の影響から、いつも携帯電話で連絡を取り合っている。そんな中、人騒がせな父親ルーが入院することになり、パパっ子だったイヴがルーの面倒を見る事に。そして彼女は改めて家族の絆に気付かされていく…。 原作・脚本は「恋人たちの予感」などでメグ・ライアンと多くの作品を作り上げている監督ノーラ・エフロンの妹デリア・エフロン。彼女の父親との関係を書いた処女小説「電話を切ったら…」を映画化した本作。ただし、物語と登場人物はフィクション、あくまでも自分と父親の関係における感情的真実を描いている。本作で姉ノーラは製作と脚色を担当、監督は長女役のダイアン・キートンがつとめている。 エフロン姉妹ならではのウィットに富んだセリフはもちろんだが、三姉妹それぞれの服装にも注目、家庭を愛する次女イヴはオフ・ホワイトなどの暖かみのある色、キャリア・ウ−マンの姉ジョージアは黒のスーツ、移り気なマディはその時々でスタイルが変わる。そんな3人のコンビネーションも最高だが、一番の主役は本作が遺作となってしまった父親役のウォルター・マッソー。憎めないクシャクシャな笑顔で毒舌を吐く演技に笑いが止まらなかった。先日惜しくも79歳で亡くなったマッソ−氏のご冥福をお祈りする。 |