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クリムゾン・リバー

Les Rivieres pourpres
 (フランス 2000)


製作
ジェローム・シャロー/アラン・ゴールドマン/カトリーヌ・モリス
監督
マチュー・カソヴィッツ
原作
ジャン・クリストフ・グランジェ
脚本
ジャン・クリストフ・グランジェ/マチュー・カソヴィッツ
撮影
ティエリー・アルボガスト
音楽
ブルーノ・クーレ
ジャンル
アクション/サスペンス

キャスト
ジャン・レノ
ピエール・ニーマン
ヴァンサン・カッセル
マックス・ケルケリアン
ナディア・ファレ
ファニー/ジュディット
ドミニク・サンダ
シスター・アンドリー
カリム・ベルカドラ
キャプテン・ダマーヌ
ジャン・ピエール・カッセル
Dr。ベルナルド・シェルネーゼ
ディディエ・フラマン
ディーン

内容
 「クリフハンガー」といった山岳アクションのダイナミックな映像と、「羊たちの沈黙」が持つスリリングな展開が合体。本国フランスで大ヒットを記録した話題作。
腐敗した死体。被害者の傷口を超アップで描写する導入部から画面に引きつけられ、最後まで緊張の糸は途切れることはない。
 アルプス山脈のふもとの街で見つかった胎児のような形に裸で縛られている異様な死体。目はくりぬかれ、手は切断されていた。パリから派遣されたベテラン警視のニーマンはその奇怪な事件の捜査に当たる。同じ頃、100キロほど離れた街で、若手刑事マックスは、同時に起きた墓の盗掘と小学校への強盗事件を調査していた。
 やがて、何も接点がないように思われた事件が不思議な因縁で繋がり始めていく。
 アクション、ミステリー、スリラー、ホラーの面白さが怒涛のごとく押し寄せる快作。衝撃的な終盤の展開には背筋がゾクゾクと寒くなる。