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ザ・セル

The Cell
 (ドイツ・アメリカ 2000)


製作総指揮
ドナ・ラングレイ/キャロリン・マネティ
製作
フリオ・カーロ/エリック・マクロード/マーク・プロトセヴィッチ/スティーヴン・J・ロス/ニコ・ソウルタナキス
監督
ターセム・シンフ
脚本
マーク・プロトセヴィッチ
撮影
ポール・ローファー
音楽
ハワード・ショア
ジャンル
SF/ホラー/スリラー
受賞
ブロックバスター・エンターテインメント賞
女優賞(ジェニファー・ロペス
MTV映画賞 ドレス賞(ジェニファー・ロペス

キャスト
ジェニファー・ロペス
キャサリン・ディーン
コルトン・ジェームズ
エドワード・ベインズ
ディラン・ベイカー
ヘンリー・ウエスト
マリアンヌ・ジャン・バプティスト
Dr。ミリアム・ケント
ゲイリー・ベッカー
Dr。クーパーマン
ヴィンセント・ドノフリオ
カール・スターガー
ヴィンス・ヴォーン
ピーター・ノヴァック

内容
 誘拐した女性を巨大な水槽の中で溺死させる連続殺人事件が発生。数日後、容疑者スターガーが逮捕されるが、彼は分裂症発作で昏睡状態に陥っていた。FBIは患者の潜在意識の中に入るという最先端技術を駆使した治療を実験中の女性心理学者キャサリンに協力を依頼。戸惑いながらも凶悪犯の脳に入り込んだ彼女は、その邪悪な精神世界で恐るべき体験をする。
 ミュージック・ビデオやTVコマーシャルで数々の賞を受賞したインド出身の新鋭ターセムが劇場映画デビューを果たしたサイコ・ホラー。彼のスタイリッシュな映像センスと、「ドラキュラ」でオスカーに輝いた石岡瑛子の斬新かつゴージャスな衣装デザインで、異常犯の潜在意識を見事にビジュアル化した。猟奇殺人のスリルと、恐ろしくも魅惑的な精神世界の雰囲気にぐいぐい引き込まれてしまう。
 「アウト・オブ・サイト」で官能的な魅力を振りまき、歌手としても活躍するジェニファー・ロペスが、女性心理学者役で久々にスクリーンに登場。人間の心の闇を探るという難役を、ときに女戦士のように勇ましく、ときに女神のように美しく熱演。女性が水の中でもがき苦しむ姿を見て快楽を得る異常犯を怪演する個性派ヴィンセント・ドノフリオにも注目。