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キッド

The Kid
 (アメリカ 2000)


製作総指揮
アーノルド・リフキン/デヴィッド・ウィリス
製作
クリスティーナ・スタインバーグ/ジョン・タートルトーブ/ハント・ローリー/ウィリアム・M・エルヴィン/ビル・ジョンソン
監督
ジョン・タートルトーブ
脚本
オードリー・ウェルズ
撮影
ピーター・メンジーズJr.
音楽
フランク・ガリー/マーク・シャイマン/マーコ・マリナンジェリ
ジャンル
コメディ/ドラマ

キャスト
ブルース・ウィリス
ラッセル・M・ダリッツ
スペンサー・ブレスリン
ラスティ・ダリッツ
エミリー・モーティマー
エイミー
リリー・トムリン
ジャネット
チ・マクブライド
ケニー
ジーン・スマート
ディアドラ・レフェヴァー
ダナ・アイヴィ
Dr。スザンヌ・アレクサンダー
ダニエル・フォン・バーゲン
サム・ダリッツ
スタンリー・アンダーソン
ボブ・ライリー
マシュー・ペリー
長髪のクライアント

内容
 ラスはもうすぐ40歳になる独身のイメージ・コンサルタント。ヤリ手の彼の前に、ある日突然、8歳の頃の自分=ラスティが現れた!太っていてイジメられっ子だった彼にとっては、子供時代は忘れてしまいたい嫌な思い出。いっぽうのラスティも大人になった自分にはガッカリ。ラスは8歳の自分=ラスティを消すため、必死になって動き回るが。。。?!
 「クール・ランニング」「あなたが寝てる間に…」の暖かさ溢れる作品を作るのに定評があるジョン・タートルトーブ監督の新作「キッド」は、“幼い頃の純真な心”を描くというよりは、“幼い頃の自分を見て、果たして今の自分は幼い頃に夢見ていた大人なのか?”を気付かせてくれる作品。
 子供時代の自分がもし、目の前に現れたら、自分に誇りをもてるだろうか?もし、子供時代の自分に「これからどうやって大人になっていけばいいの?」と訪ねられて、「大丈夫、思った通りに過ごしていれば安心よ」と答えられるだろうか?今までの自分の人生を振り返ってみて、過ちや後悔はなかったか?
 この映画を通して監督が伝えたいことは、“人生、いつからでもやり直しはきく”ということだろう。あなたはブルース・ウィリス扮するラスみたいに思い出したくない出来事は過去に葬ってませんか?自分の人生に悔いはないですか?