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ノー・マンズ・ランド

No Man's Land
 (ベルギー・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・仏・伊・スロヴェニア・英 2001)


製作
フレデリック・デュマ/マルク・バシェ/チェドミール・コラール/ジュディ・コーニハン/マリオン・ハンセル/デュニャ・クレメンチ/マルコ・ミューラー/イゴール・ペディセック/キャット・ウィラーズ
監督
ダニス・タノヴィッチ
脚本
ダニス・タノヴィッチ
撮影
ウォルター・ヴァンデン・エンデ
音楽
ダニス・タノヴィッチ
ジャンル
コメディ/戦争/ドラマ
受賞
アカデミー賞 外国語映画賞
カンヌ映画祭 脚本賞
セザール賞 新人監督賞
ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞
ラスベガス批評家協会賞 外国映画賞
LA批評家協会賞 外国映画賞
LA国際映画祭 観客賞
ロッテルダム国際映画祭 観客賞
サンセバスチャン国際映画祭 観客賞

キャスト
ブランコ・ジュリッチ
チキ
レネ・ビトラヤツ
ニノ
フィリプ・ショヴァゴヴィッチ
セラ
カトリン・カートリッジ
ジェーン
サイモン・カロウ
ソフト
ジョルジュ・シアティディス
マーチャンド
サシャ・クレメール
ミシェル

内容
 2002年のアカデミー賞外国語映画賞に輝いたほか、世界各地の映画祭で絶賛された話題作。ボスニア紛争の最中、両軍の中間地帯に取り残された敵対する3人の兵士を巡る珍騒動を描く。
 ボスニア紛争参加経験を持ち、本作が長編デビューとなるダニス・タノヴィッチ監督が極限状況下での人間の心理を浮き彫りにし、戦争の愚かさを痛烈に告発している。戦争という深刻なテーマを扱いつつも、無力な国連防護軍やマスコミのスクープ合戦など、辛らつな人物描写が笑いを誘う。
 セルビアとボスニアの中間地帯、ノー・マンズ・ランドに取り残された敵対する兵士チキとニノ。さらにツェラが息を吹き返すが、地雷を仕掛けられて身動きがとれない。一触即発の状況下、3人は立ち往生してしまう。