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マリー・アントワネットの首飾り

The Affair of the Necklace
 (アメリカ 2001)


製作総指揮
ナンシー・メイヤーズ
製作
アンドリュー・A・コソヴ/ブロデリック・ジョンソン/レドモンド・モリス/チャールズ・シャイア/ステイシー・アタナシオ/カイラ・デイヴィス/ナイジェル・ゴールドサック
監督
チャールズ・シャイア
脚本
ジョン・スウィート
撮影
アシュリー・ロウ
音楽
デヴィッド・ニューマン
ジャンル
ドラマ/歴史
リメイク
L'Affaire du collier de la reine(1946)

キャスト
ヒラリー・スワンク
ジャンヌ・セント・レミ・ド・ヴァロワ
ジョナサン・プライス
ルイ・ド・ロアン
サイモン・ベイカー
レトー・ド・ヴィレット
エイドリアン・ブロディ
ニコラ・デ・ラ・モット
ブライアン・コックス
ブレトゥイユ
ジョエリー・リチャードソン
マリー・アントワネット
クリストファー・ウォーケン
カリオストロ
ヘイデン・パネッティール
少女ジャンヌ

内容
 ジャンヌ・ド・ラ=ヴァロワ。ジャンヌはかつては王も輩出した名門ヴァロワ家の最後の娘だが、ジャンヌの父の代に政敵の罠により領地も財産も没収され、それによりジャンヌは孤児となった。
 美しい娘に成長したジャンヌの望みはただ1つ、かつてのヴァロワ家の領地を取り戻す事。そのためにジャンヌは王妃マリー・アントワネットに謁見を願うが王妃は目にも留めてくれない。あきらめきれないジャンヌはある大胆な計画を思いつく。それがフランス最大の権力を持つロアン枢機卿や魔術を操ったとされるカリオストロ伯爵をも巻き込んで、国をも滅ぼす大事件へと発展しようとはその時はまだ誰も想像していなかった……。
 実在した女性、ジャンヌ・ド・ラ=ヴァロワと彼女が起こした“首飾り事件”を題材に、未だ事件の真相は解明されていないものの、史実に沿って現代的な解釈を加え描かれているのが今作。家の名誉を取り戻したい一心で陰謀を企てるが内面は純粋という難しいキャラクターのジャンヌにはアカデミー賞女優のヒラリー・スワンク。ジャンヌに騙されるロアン枢機卿にジョナサン・プライス、ジャンヌと共謀するカリオストロ伯爵にはクリストファー・ウォーケンと渋い面々が脇を固める。
監督は「花嫁のパパ」や「アイ・ラブ・トラブル」などを手がけたチャールズ・シャイア。これまではコメディタッチでハートウォーミングな作品が多い中、今作は新たな挑戦だったといえるかも。当時を再現した衣装や美術、問題のネックレスも見どころの1つ。