アンナ・カレニナ
Anna Karenina
(アメリカ 1935)
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製作 | デヴィッド・O・セルズニック/クラレンス・ブラウン | |
監督 | クラレンス・ブラウン | |
原作 | レフ・トルストイ | |
脚本 | クレメンス・ダン/サルカ・ヴェルテル/S・N・ベアマン | |
撮影 | ウィリアム・H・ダニエルズ | |
音楽 | ハーバート・ストザート | |
ジャンル | 恋愛/ドラマ | |
リメイク | アンナ・カレーニナ(1910、1911、1914、1915、1917、1918、1919、1927、1934、1948、1952、1953、1956、1961、1967、1971、1974、1997) | |
受賞 | NY批評家協会賞 | 主演女優賞(グレタ・ガルボ) |
ヴェネチア映画祭 | 外国映画賞 |
キャスト | |
グレタ・ガルボ | アンナ・カレーニナ |
フレドリック・マーチ | ウロンスキー |
フレディ・バーソロミュー | セルゲイ |
モーリーン・オサリヴァン | キティ |
メイ・ロブソン | ウロンスキー伯爵夫人 |
バジル・ラスボーン | カレーニン |
レジナルド・オーウェン | スティワ |
フィービー・フォスター | ドリー |
内容 |
ロシアの文豪トルストイの代表作の完全映画化。謎に包まれた美の女神、ハリウッドが誇る伝説のスター、グレタ・ガルボが、匂うような美しさで主演した文芸作品の名作だ。 近衛連隊の青年将校ウロンスキーは、友人の妹アンナ・カレーニナを紹介され、あまりの美しさに呆然。彼女が人妻であることも忘れて、熱い恋心を打ち明ける。初めはたじろぎ彼から逃げようとしたアンナもいつしか心動かされ、醜聞も恐れず彼の胸に飛び込んだ。 “妻”よりも“母”よりも“女”であることを選んだアンナの恋の道行きが、美しくも哀しい。ラスト、走り来る汽車の前に身を投げたアンナを悼むように鳴り続ける、踏切り音が、胸に残響する。 |