紳士協定
Gentleman's Agreement
(アメリカ 1947)
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製作 | ダリル・F・ザナック | |
監督 | エリア・カザン | |
原作 | ローラ・Z・ボブソン | |
脚本 | モス・ハート/エリア・カザン | |
撮影 | アーサー・C・ミラー | |
音楽 | アルフレッド・ニューマン | |
ジャンル | ドラマ/恋愛 | |
受賞 | アカデミー賞 | 助演女優賞(セレスト・ホルム)/監督賞/作品賞 |
ゴールデン・グローブ賞 | 作品賞/監督賞/助演女優賞(セレスト・ホルム)/特別賞(ディーン・ストックウェル) | |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー | 監督賞 | |
NY批評家協会賞 | 監督賞/作品賞 |
キャスト | |
グレゴリー・ペック | フィリップ・シュイラー・‘フィル’・グリーン |
ドロシー・マクガイア | キャシー・レイシー |
ジョン・ガーフィールド | デイヴ・ゴールドマン |
セレスト・ホルム | アン・デットリー |
アン・リヴェア | グリーン夫人 |
ジューン・ハヴォック | エセル・ウェールズ |
アルバート・デッカー | ジョン・ミニフィ |
ジェーン・ワイアット | ジェーン |
ディーン・ストックウェル | トミー・グリーン |
ニコラス・ジョイ | Dr。クレイギー |
サム・ジャフィ | フレッド・リーバーマン教授 |
ハロルド・ヴァーミリア | ルー・ジョーダン |
ランサム・M・シャーマン | ビル・ペイソン |
内容 |
妻に先立たれ、幼い息子と老いた母との暮らしが続く人気ライター、フィル。彼は週刊“スミス”の編集長の招きでカリフォルニアからニューヨークに移り、さっそく反ユダヤ主義の記事を依頼される。 この記事の発案者は編集長の姪キャシーで、フィルは彼女の心に動かされる。この厄介な仕事を幼なじみでユダヤ人のデヴィッドに相談しようかと悩むが、結局フィルは自分自身がユダヤ人になりきることにする。 社の幹部との昼食会で、ユダヤ人だと名乗ったため、噂はあっという間に広まった。フィルがユダヤ人と知ると人々は急によそよそしくなった。 フィルはキャシーに求婚し、ふたりはハネムーンに向かうが、ホテルがユダヤ人であることを理由にキャンセルしてきた。しかしフィルの記事が発表されると、実はユダヤ人でなかったフィルに対する世間の見方は変わった。 当時反ユダヤ主義批判の映画として「十字砲火」とともに日本で公開されなかった問題作。 |