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捜索者
The Searchers
 (アメリカ 1956)


製作総指揮 メリアン・C・クーパー
製作 パトリック・フォード/C・V・ホィットニー
監督 ジョン・フォード
原作 アラン・ル・メイ
脚本 フランク・S・ヌージェント
撮影 ウィントン・C・ホック
音楽 マックス・スタイナー
ジャンル ウエスタン

キャスト
ジョン・ウェイン イーサン・エドワーズ
ジェフリー・ハンター マーティン・ポーリー
ナタリー・ウッド デビー・エドワーズ
ウォード・ボンド サミュエル・ジョンストン・クレイトン
ヴェラ・マイルズ ローリー・ジョージェンセン
ジョン・クァレン ラース・ジョージェンセン
オリーヴ・ケイリー ジョージェンセン夫人

内容
 '87年4月、ハリウッド100年を記念して選ばれたアメリカ映画ベスト作品の中で、西部劇部門のベスト1に選ばれた不朽の名作。
 南北戦争の3年後、イーサン・エドワーズは放浪の末に兄の家に帰ってきた。久しぶりの再会を喜ぶのもつかの間、彼の留守中に兄一家がコマンチ族に襲われ虐殺されてしまい、末娘のデビーだけが殺されずに連れ去られていた。
 イーサンは、インディアンの混血青年マーチンとともにコマンチ追跡の果てしない捜索行に出発する。何年もの間、ふたりはインディアンの居留地を捜し続け、ついにデビーを発見するが……。
 ここには、「荒野の決闘」や「黄色いリボン」に描かれたフォード本来の持ち味のヒューマニズムはない。全編を通して浮き彫りにされるのは、主人公のインディアンに対するすさまじい憎悪と飽くなき執念だ。かくしてフォードは新境地を拓き、ウェインも会心の演技を見せた。