地下鉄のザジ
Zazie dans le metro (フランス・イタリア 1960)
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製作 | ルイ・マル | |
監督 | ルイ・マル | |
原作 | レイモン・クノー | |
脚本 | ルイ・マル/ジャン・ポール・ラプノー | |
撮影 | アンリ・レシ | |
音楽 | フィオレンツォ・カプリ/アンドレ・ポンタン | |
ジャンル | コメディ |
キャスト | |
カトリーヌ・ドモンジョ | ザジ |
フィリップ・ノワレ | ガブリエル叔父 |
カルラ・マルリエ | アルベルティーヌ |
ユベール・デシャンプ | トゥランド |
アニー・フラテリーニ | マド |
オデット・ピケ | ザジの母 |
内容 |
処女作「死刑台のエレベーター」、第2作「恋人たち」と一作ごとにテーマを変え、斬新な映像を作り上げていたマルの第3作。フランス・アカデミー会員、クノーの小説の映画化。 田舎からパリに遊びに来た、10歳の少女ザジの36時間にわたるパリ見物の物語。 ザジがいちばん楽しみにしていたのは、街の地下鉄に乗ることだった。ところがあいにく地下鉄はストライキの最中。彼女は出迎えに来てくれたガブリエル叔父さんと一緒にパリ見物をする。 翌日、ザジはひとりで勝手に街へ出た。口ヒゲの怪しい男がザジを追いかけ回したり、エッフェル塔で垣間見る大人たちのアバンチュールの数々……。ザジはパリ見物で実に多くのものを見て経験したように思った。 マル監督はザジの36時間の出来事を、スラップスティック・コメディの手法で活写し、子供の目が捉えたパリの街をあざやかに映像化する。モダン・ジャズの手法によるフィオレンツォ・カルピの口笛のテーマ曲も印象的。 |