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魂のジュリエッタ
Giulietta degli spiriti (イタリア・フランス・西ドイツ 1965)
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アンジェロ・リッツォーリ | |
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フェデリコ・フェリーニ | |
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フェデリコ・フェリーニ/トゥリオ・ピネッリ | |
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フェデリコ・フェリーニ/エンニオ・フライアーノ/トゥリオ・ピネッリ/ブルネロ・ロンディ | |
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ジャンニ・ディ・ヴェナンゾ | |
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ニーノ・ロータ | |
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コメディ/ドラマ/ファンタジー/恋愛 | |
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アリス(1990) | |
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ゴールデン・グローブ賞 | 外国語映画賞 |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー | 外国語映画賞 | |
NY批評家協会賞 | 外国語映画賞 |
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中年夫婦の結婚生活の危機とヒロイン、ジュリエッタの魂の解放をテーマとした「8 1/2」の女性版。フェリーニ作品としては、かつてなく神秘主義と幻想性が際立った作品となった。 15回目の結婚記念日を迎えたジュリエッタは、夫の帰宅を待ちわびるが、夫は結婚記念日のことをすっかり忘れている。その晩、夫が寝言で女の名をつぶやくのを聞いてジュリエッタは夫に疑惑を抱く。 興信所の調査の結果、夫には若い愛人がいることを知って激しく打ちのめされるジュリエッタ。この間、ジュリエッタの心の中で次々と幼年時代の記憶がよみがえる。 ある日、ジュリエッタは隣家のスージーの家に招かれ、美しい青年を紹介され、浮気をほのめかされる。だが、ふたりがベッドに横たわった瞬間、聖女が出現し、ジュリエッタは我に返った。 その後、彼女は精神分析医を訪ね、自分が内心では孤独を望んでいることを知らされる。それを知ったジュリエッタは、今や勇気をもって生きる力を獲得した。 フェリーニ初の本格的な色彩映画であり、緻密な色彩設計と美術が鮮烈である。 |