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さすらい
Im lauf der zeit
 (西ドイツ 1976)


製作
ミヒャエル・ビーデマン/ヴィム・ヴェンダース
監督
ヴィム・ヴェンダース
脚本
ヴィム・ヴェンダース
撮影
ロビー・ミューラー/マーティン・シェーファー
音楽
アクセル・リンステート
ジャンル
ドラマ
受賞
カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞

キャスト
リューディガー・フォーグラー
ブルーノ・ウィンター
ハンス・ツィッシュラー
ロバート・ランダー
リザ・クロイツァー
ポーリン
ルドルフ・シュンドラー
ロバートの父
ヴィム・ヴェンダース
観客

内容
 ヴェンダース監督が28歳から30歳にかけて作った“ロード・ムービー3部作”の第3部で、前2作「都会のアリス」「まわり道」で試みられた技法や次第に輪郭をはっきりさせてきたそのテーマの集大成ともいえる作品。
 物語は映画館を巡回して映写機を修理してまわる主人公ブルーノとひとりの男を中心に展開する。過去の愛をひきずるその男はブルーノの目の前でワーゲンをエルベ川に突入させた……。
 映画の主人公とともにスタッフが旅を重ねるなかでストーリーを組み立てていくという即興演出が、ミューラーのみごとなカメラワークと一体となって素晴らしい息吹きを与えている。