未来は今

未来は今

The Hudsucker Proxy

　(イギリス・ドイツ・アメリカ　1994)

製作総指揮	ティム・ビヴァン／エリク・フェルナー
製作	イーサン・コーエン／グレアム・プレイス
監督	ジョエル・コーエン
脚本	サム・ライミ／イーサン・コーエン／ジョエル・コーエン
撮影	ロジャー・ディーキンズ
音楽	カーター・バーウェル
ジャンル	コメディ／ファンタジー
パロディ	雨に唄えば（1952）
受賞	LA批評家協会賞	プロダクションデザイン賞

キャスト
ティム・ロビンス	ノーヴィル・バーンズ
ポール・ニューマン	シドニー・Ｊ・マスバーガー
ジェニファー・ジェイソン・リー	エイミー・アーチャー
チャールズ・ダーニング	ウォリング・ハッドサッカー
ジョン・マホーニー	チーフ
ジム・トゥルー	バズ
ビル・コブス	モーゼス
ブルース・キャンベル	スミティ
ピーター・ギャラガー	ヴィック・テネッタ
スティーヴ・ブシェーミ	ビートニク・バーマン
アンナ・ニコル・スミス	ザザ
サム・ライミ	ハッドサッカーブレーン
ジョン・グッドマン	ニュース映画アナウンサー

内容

　巨大企業、ハッドサッカー社のオーナー社長が自殺。株が売りに出され、会社自体が乗っ取られることを案じた右腕マスバーガーは一計を案じ、一介のメールボーイにすぎないバーンズを社長に抜擢し、株価の操作を図る。ところが、バーンズが考えだしたフラフープが記録的なヒットとなり、事態は思わぬ方向へ……。
　「バートン・フィンク」のコーエン兄弟が、'58年の世相を背景にハリウッド的ハッピーエンディング・ストーリーを奏でる。フランク・キャプラの「素晴らしき哉、人生！」をはじめとする様々な映画からの引用に加えて、バーンズと恋に落ちる新聞記者エイミーを演じるジェニファー・ジェイソン・リーが、キャサリン・ヘプバーンばりのコメディエンヌぶりを披露しているのに注目。B班の監督としてサム・ライミが参加しているのも見落とせない。