拡大
ベルベット・ゴールドマイン

Velvet Goldmine
 (アメリカ 1998)


製作総指揮
スコット・ミーク/サンディ・スターン/マイケル・スタイプ/ウィリアム・トライヤー/ボブ・ワインスタイン/クリストファー・ボール/ハーヴェイ・ワインスタイン
製作
オリヴィア・スチュワート/クリスティーン・ヴァション
監督
トッド・ヘインズ
原作
トッド・ヘインズ/ジェームズ・ライオンズ
脚本
トッド・ヘインズ/ジェームズ・ライオンズ
撮影
マリース・アルベルティ
音楽
ランドール・ポスター
ジャンル
ドラマ/音楽
パロディ
市民ケーン(1941)
受賞
英国アカデミー賞 衣装デザイン賞
カンヌ映画祭 芸術貢献賞

キャスト
ユアン・マクレガー
カート・ワイルド
ジョナサン・リース・メイヤーズ
ブライアン・スレイド
クリスチャン・ベール
アーサー・スチュアート
トニ・コレット
マンディ・スレイド
エディ・イザード
ジェリー・デヴィン
エミリー・ウーフ
シャナン
マイケル・フィースト
セシル
ミッコ・ウェストモアランド
ジャック・フェアリー
ルーク・モーガン・オリヴァー
オスカー・ワイルド

内容
 70年代前半にロンドンで生まれた“グラム”ブームを背景にした青春ドラマ。
 1984年、雑誌記者のアーサーは、70年代に一世を風靡したロッカー、スレイドの消息を探ることに。バイセクシャルを公言し、グラマラスな衣裳に身を包んで新時代のスターとなったスレイドは、ステージ上で暗殺を偽装し、そのまま姿を消した。アーサーはグラムに夢中だった青春期を回想しつつ、スレイドゆかりの人を訪ね歩き、意外な事実にたどり着く……。
 デビッド・ボウイをモデルにした主人公やイギー・ポップを思わせるその友人のキャラクター、全編に散りばめられた新旧のナンバーなど、ロックファンをニヤリとさせる要素を盛り込み、時代を築いたロッカーのカリスマ性を描写。冒頭に異端の作家オスカー・ワイルドを登場させ、いつの時代にも出現するアウトサイダーたちの強烈な個性を浮かび上がらせる。