理想の結婚

理想の結婚

An Ideal Husband

　(アメリカ・イギリス　1999)

製作総指揮	アンドレア・カルダーウッド／ラルフ・カンプ／スーザン・Ｂ・ランドー
製作	ブルース・デイヴィ／ユリ・フラクトマン／バーナビー・トンプソン／ポール・タッカー／ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ
監督	オリヴァー・パーカー
原作	オスカー・ワイルド
脚本	オリヴァー・パーカー
撮影	デヴィッド・ジョンソン
音楽	チャーリー・モール
ジャンル	コメディ／恋愛
受賞	ロンドン批評家協会賞	男優賞（ジェレミー・ノーザム）
	ナショナル・ボード・オブ・レビュー	助演女優賞（ジュリアン・ムーア）
	シアトル国際映画祭	男優賞（ルパート・エヴェレット）

キャスト
ケイト・ブランシェット	レディ・ガートルード・チルターン
ミニー・ドライヴァー	メイベル・チルターン
ルパート・エヴェレット	アーサー・ゴーリング卿
ジュリアン・ムーア	ローラ・シェヴリー夫人
ジェレミー・ノーザム	ロバート・チルターン卿
ジョン・ウッド	カヴァーシャム卿
ピーター・ヴォーン	フィップス
ベン・ピューレン	トミー・トラフォード
マーシャ・フィッツァラン	伯爵夫人
リンゼイ・ダンカン	レディ・マークビー
ネヴィル・フィリップス	メイソン
ジェローン・クラッベ	アーナイム男爵

内容

　19世紀末のロンドン。アーサー卿は華やかな社交会で気楽なひとり暮らしを満喫中。親友ロバートの妹メイベルとの結婚もその気はあるのだが、なかなか踏ん切りがつかないでいる。そんな彼が、ロバートの窮地を救うため一肌脱ぐことになったことから、思いがけない策謀に巻き込まれる。
　アーサー卿を演じるのは「ベスト・フレンズ・ウェディング」でジュリア・ロバーツのゲイの親友を快演しているルパート・エヴェレット。その彼を、ケイト・ブランシェット、ミニー・ドライヴァー、ジュリアン・ムーアという演技派女優たちが振り回す。なかでも、災いのタネをまき散らす貴婦人を妖しく魅力的に演じたジュリアン・ムーアの存在感が圧倒的である。