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13F

The Thirteenth Floor
 (ドイツ・アメリカ 1999)


製作総指揮
ヘルガ・バルハウス/ミハイル・バルハウス
製作
ローランド・エメリッヒ/ユート・エメリッヒ/ケリー・ヴァン・ホーン/マルコ・ウェバー
監督
ジョセフ・ラスナック
原作
ダニエル・F・ガロイ
脚本
ジョセフ・ラスナック/ラヴェル・コンテノ・ロドリゲス
撮影
ウェディゴ・フォン・シュルツェンドルフ
音楽
ハラルド・クロサー
ジャンル
ミステリー/SF

キャスト
クレイグ・ビアーコ
ダグラス・ホール/ジョン・ファーガソン/デヴィッド
アーミン・ミューラー・スタール
ハノン・フラー/グリアソン
グレッチェン・モル
ジェーン・フラー/ナターシャ・モリナーロ
ヴィンセント・ドノフリオ
ジェイソン・ホイットニー/ジェリー・アシュトン
デニス・ヘイスバート
ラリー・マクベイン刑事
スティーヴン・シュブ
ゼヴ・バーンスタイン
ジェレミー・ロバーツ
トム・ジョーンズ

内容
 とある高層ビルの13F。そこでは仮想現実の世界を体験できるコンピューターを開発していた。しかし開発者のハノン・フラーは何者かに殺害されてしまう。
 容疑をかけられたのは彼の部下ダグラス・ホール。そしてフラーの娘だと名乗る美女ジェーンが突然現れる。ホールは自分の無実を証明するため、フラーが死ぬ間際に体験していた1937年のL.A.を再現した仮想現実の世界へ向かう。そこで彼が見つけた真実とは。。。!?
 原作はダニエル・F・ガロイの小説「模造世界」。映画のテーマは「だれが創造主でだれが創造物なのか?何が現実で何が非現実なのか?」。
 「マトリックス」などの仮想現実を描いた作品が大ヒットした理由として、誰もが一度はそんな疑問を持ったことがあるというのが挙げられるだろう。“いったい自分は何者なのか?”この疑問を恐ろしい解釈で映画化した本作。謎が謎を呼ぶストーリー展開、そして明かされる信じがたい事実!まるで迷宮をさまよっているかのような錯覚に落ちるSFサスペンス・ムービー。
 「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒを初め としたスタッフによる特殊効果で実現した美しい仮想空間にはため息。SF推理小説を読んでいる気分になれる一本。