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ワールド・イズ・ノット・イナフ

The World Is Not Enough
 (イギリス・アメリカ 1999)


製作
バーバラ・ブロッコリ/マイケル・G・ウィルソン/ナイジェル・ゴールドサック/アンソニー・ウェイ
監督
マイケル・アプテッド
原作
ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド
脚本
ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ブルース・フェアスタイン
撮影
エイドリアン・ビドル
音楽
デヴィッド・アーノルド
ジャンル
アクション/サスペンス/スパイ
シリーズ
007/ドクター・ノオ(1962)
007/ロシアより愛をこめて(1963)
007/ゴールドフィンガー(1964)
007/サンダーボール作戦(1965)
007/カジノ・ロワイヤル(1967)
007は2度死ぬ(1967)
女王陛下の007(1969)
007/ダイヤモンドは永遠に(1971)
007/死ぬのは奴らだ(1973)
007/黄金銃を持つ男(1974)
007/私を愛したスパイ(1977)
007/ムーンレイカー(1979)
007/ユア・アイズ・オンリー(1981)
ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)
007/オクトパシー(1983)
007/美しき獲物たち(1985)
007/リビング・デイライツ(1987)
007/消されたライセンス(1989)
ゴールデンアイ(1995)
トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)
ダイ・アナザー・デイ(2002)

キャスト
ピアース・ブロスナン
ジェームズ・ボンド
ソフィー・マルソー
エレクトラ・キング
ロバート・カーライル
ヴィクター・‘レナード’・ゾカス
デニース・リチャーズ
Dr.クリスマス・ジョーンズ
ロビー・コルトレーン
ヴァレンティン・ドミトロヴィッチ・ズコフスキー
ジュディ・デンチ
デズモンド・リューリン
ジョン・クリース

内容
 007シリーズ第19作。今回は、心理描写やら小道具を使った小技やらが節々に生かされていて、これぞ英国産のジェームズ・ボンド映画という趣向。「愛は霧の彼方に」「ネル」などアクション映画とはあまり縁のないマイケル・アプテッド監督の繊細な演出が利いている。
 旧ソ連から中東にかけて張り巡らされた石油のパイプラインをめぐって、ボンドとテロリストの攻防戦が展開する。
 それなりにスケールの大きい見せ場が連続するが、大作感があまり感じられないのが惜しい。