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ハイ・フィデリティ
High Fidelity
(イギリス・アメリカ 2000)
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アラン・グリーンスパン/マイク・ニューウェル | |
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ティム・ビヴァン/ラッド・シモンズ/スティーヴ・ピンク/ライザ・チェイシン/ジョン・キューザック/D・V・デヴィセンティス | |
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スティーヴン・フリアーズ | |
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ニック・ホーンビー | |
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D・V・デヴィンセンティス/スティーヴ・ピンク/ジョン・キューザック/スコット・ローゼンバーグ | |
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シーマス・マクガーヴェイ | |
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ハワード・ショア/エルヴィス・コステロ/ボブ・ディラン/エルトン・ジョン/リズ・フェア | |
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恋愛/コメディ/ドラマ | |
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欲望という名の電車(1951)/ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ! ヤァ!(1964)/キッズ(1995) | |
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助演男優賞(ジャック・ブラック) |
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シカゴで中古レコード店を営むロブは30代の独身男。最近、同棲していた恋人ローラが出ていき、自分の今までの失恋体験を思い出していた。「何故あの時、別れてしまったのか?自分のどこが悪かったのか?」その答えを知る為、昔の彼女達と会おうと考えたロブ。それは自分の本心を知る大きなきっかけでもあった・・・。 いくつになっても大人になれない大人。そんなピーターパン症候群的な青年の恋の行方を描いた辛口コメディ。素直になれず、強がってばかりの自分。本当は彼女のことが好きなのに、うまく自分の気持ちを伝えられず、あとあと後悔する。 ダメ男、ロブを演じるのはジョン・キューザック。言い訳がましいセリフを呟き、自分を正当化しようとする姿はかなり信憑性アリ。それもそのはず、彼が製作、脚本、音楽監修を手掛けるという力の入れよう。原作を読んで「100パーセント自分を重ねた」というキューザックの渾身の作品なのだ。 今作の魅力はズバリ音楽!それも70’s、80’sのマニアックな曲が映画の所々に流れ、ストーリーの鍵ともなっている。スティービー・ワンダーの大ヒット作「心の愛」を駄作となじり、「I Believe」を好む。ボブ・ディラン、ザ・キンクス、エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(それもソロではなく、グループ時代というのが皮肉めいてて主人公らしい)といったアーティストのナンバーが登場。「アメリカン・サイコ」の主人公クリスチャン・ベール扮するパトリック・ベイトマンと、是非、会って話してもらいたいもの。一方のベイトマンは、かなりミーハーな曲を好む。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、フィル・コリンズ、ホイットニー・ヒューストンなどなど、まさにビルボードTOP10入りする曲のオンパレード。会ったら喧嘩になるんでしょうね。 |