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僕たちのアナ・バナナ

Keeping the Faith
 (アメリカ 2000)


製作総指揮
ゲイリー・バーバー/ロジャー・ブリンバウム/ジョナサン・グリックマン
製作
スチュアート・ブランバーグ/ハワード・W・コッチJr./エドワード・ノートン
監督
エドワード・ノートン
脚本
スチュアート・ブリンバーグ
撮影
アナスタス・N・ミコス
音楽
エルマー・バーンスタイン/ピーター・ケラート/ピーター・サレット/トム・ウェイツ
ジャンル
コメディ/恋愛/ドラマ
パロディ
突然炎のごとく(1962)/地獄の黙示録(1979)/レインマン(1988)/メルローズ・プレイス(1992)/アメリカン・ヒストリーX(1998)/ファイト・クラブ(1999)
受賞
東京国際映画祭
脚本賞

キャスト
ベン・スティラー
ジェイコブ・‘ジェイク’・シュラム牧師
エドワード・ノートン
ブライアン・キルケニー・フィン神父
ジェンナ・エルフマン
アナ・ライリー
アン・バンクロフト
ルース・シュラム
エリー・ウォラシュ
ルイス牧師
ロン・リフキン
ラリー・フリードマン
ミロス・フォアマン
ハヴェル神父
ホランド・テイラー
ボニー・ローズ
リサ・エデルスタイン
アリー・デッカー
リーナ・ソファー
レイチェル・ローズ

内容
 N.Y.に住むユダヤ教のラビ、ジェイクとカソリックの神父、ブライアンは幼い頃からの大親友。シングルの彼等の理想の女性は、幼馴染みのアナ・バナナだった。小さい頃、3人はいつも一緒にいたが、両親の転勤でアナ・バナナはカリフォルニアに引っ越していったのだ。
 そんなある日、アナが突然N.Y.に戻ってきた!美しく成長したアナに二人の恋の炎は再燃焼!恋と友情が織り成すトライアングル・ラブの行方は?
 「アメリカン・ヒストリーX」「ファイト・クラブ」と最近、特にそのそのズバ抜けた演技力で、注目を集めているエドワード・ノートンが念願の監督デビューを果たした本作。彼はこの映画を通して「keeping the Faith」〜思い続けること、どんな時にも変わらぬ、一生ものの友情と愛情の素晴らしさを描いている。それはきっと、彼にとってのジェイク、この映画の脚本を手掛けたステュアート・ブルムバーグとの関係なのかもしれない。
 東京国際映画祭でコンペティション作品として上映され、スチュアートを始めとする友人達と来日したノートン。彼はファンに向かって「僕の親友スチュアートとその他の友人によって完成した作品です」とコメントした。もともとスチュアートがベン・スティラーをイメージして書いたというキャラクターのジェイク。そんなベン・スティラーにピッタリのユーモアでエネルギッシュなジェイク、かたやノートン扮するお人よしで思い込みが激しいブライアン。そして聡明で自由人のアナ。素敵な3人の関係はいつまでも見ていたいほど爽やかでキュートだった。