拡大
ペイ・フォワード 可能の王国

Pay It Forward
 (アメリカ 2000)


製作総指揮
メアリー・マクラグレン/ジョナサン・トライスマン
製作
ピーター・エイブラムズ/パディ・カーソン/ロバート・L・レヴィ/スティーヴン・ルーサー
監督
ミミ・レダー
原作
キャサリン・ライアン・ハイド
脚本
レスリー・ディクソン
撮影
オリヴァー・ステイプルトン
音楽
トーマス・ニューマン
ジャンル
ドラマ
受賞
ブロックバスター・エンターテインメント賞
助演男優賞(ヘイリー・ジョエル・オスメント

キャスト
ケヴィン・スペイシー
ユージーン・シモネット
ヘレン・ハント
アーリーン・‘アーリー’・マッキネイ
ヘイリー・ジョエル・オスメント
トレヴァー・‘トレヴ’・マッキネイ
ジェイ・モア
クリス・チャンドラー
ジェームズ・カヴィーゼル
ジェリー
ジョン・ボン・ジョヴィ
リッキー・マッキネイ
アンジー・ディキンソン
グレイス
デヴィッド・ラムジー
シドニー
ゲイリー・ワーンツ
ソーセン

内容
 「ディープ・インパクト」、「ピースメーカー」を指揮したミミ・レダーが本作品を監督。主演は「シックスセンス」でハリウッドのスターダムに踊り出たヘイリー・ジョエル・オスメント。彼の母親役には「恋愛小説家」でオスカーを受賞したヘレン・ハント。そして教師役に「アメリカン・ビューティー」のケヴィン・スペイシーがキャスティングされている。
酒で荒れる母親と暮らす少年が学校の授業の中で「どうしたら世界を変えられるか?」ということについて考えるよう教師から課題を与えられる。少年は一日3人に善を行い、その3人がまた他の3人に善を行う、またその3人が他の誰かに善を行う、…ピラミッド式の善の伝達のアイデアを考え出す。何か良いことをしてもらったら恩返しをするのではなく(Pay it back)、第三者に良いことをしよう(Pay it forward)、そうすれば世界中が善で満ち溢れるのではないか。このようなユートピア発想から始まる非現実的、でも現実味のある非常に見ごたえのある作品であった。この作品のオスカー受賞が期待される。