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ベニスに死す
Morte a venezia
(アメリカ 1971)
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ルキノ・ヴィスコンティ | |
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ルキノ・ヴィスコンティ | |
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トーマス・マン | |
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ニコラ・バダルッコ/ルキノ・ヴィスコンティ | |
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パスカリーノ・デ・サンティス | |
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ドラマ | |
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英国アカデミー賞 | 美術監督賞/撮影賞/衣装デザイン賞/サウンドトラック賞 |
カンヌ映画祭 | 25周年記念賞 |
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作曲家グスタフ・マーラーをモデルにしたといわれている,マンの短編小説の映画化.「地獄に堕ちた勇者ども」「ルートヴィヒ 神々の黄昏」と並ぶ,ヴィスコンティ監督の耽美世界3部作の1本. 静養のため,水の都ベニスに来たドイツの老いた大作曲家は,ふと見かけたギリシャ彫刻のように美しいポーランドの少年の容姿に,彼が長い間求めていた精神的な美と官能的な美との完全な結合を見いだし,恍惚と苦悩,歓喜と絶望にふるえる. ヴィスコンティは,原作の設定である主人公の小説家を直接マーラーに模して音楽家とした.全編にマーラーの「交響曲第5番」が流れ,官能のうねりをうたい上げる. |