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エンド・オブ・バイオレンス
The End of Violence
 (フランス・アメリカ・ドイツ 1997)


製作総指揮
ユルリッチ・フェルスバーグ/ジャン・フランソワ・フォンラプト
製作
ディーパック・ネイヤー/ニコラス・クライン/ヴィム・ヴェンダース
監督
ヴィム・ヴェンダース
原作
ヴィム・ヴェンダース/ニコラス・クライン
脚本
ニコラス・クライン
撮影
パスカル・ラボー
音楽
ライ・クーダー
ジャンル
ドラマ/スリラー

キャスト
ビル・プルマン
マイク・マックス
アンディ・マクダウェル
ペイジ・ストッカード
ローレン・ディーン
“ドック”・ディーン・ブロック
トレイシー・リンド
キャット
ダニエル・ベンザリ
ブライス・フェルプス
K・トッド・フリーマン
シックス・O・ワン
ジョン・ディール
ローウェル・ルイス
プリット・テイラー・ヴィンス
フランク・グレイ
リチャード・カミングス
タイラー
ピーター・ホートン
ブライアン
ウド・キアー
ゾルタン・コヴァックス
エンリケ・カスティロ
ラモン
ニコル・アリ・パーカー
エイド
ロザリド・チャオ
クレア
マリソル・パディラ
マチルダ
マーシャル・ベル
コール保安官
フレデリック・フォレスト
マクダーモット
サミュエル・フラー
ルイス・ベリング

内容
 ヴィム・ヴェンダース監督が「パリ、テキサス」以来13年ぶりにロサンゼルスを舞台に撮ったフィルム・ノワール調の群像劇で、彼が初めてシネマスコープを採用した作品。
 ある日突然、謎の一味に襲撃されたバイオレンス映画のプロデューサー、マイク。そんな彼の失踪を発端に、美貌の妻ペイジ、都市のハイテク監視装置の開発者レイ、事件を追う刑事ドクらの愛と孤独が並行して描かれていく。
 “暴力”というテーマを取り上げながらも、いわゆるバイオレンス映画ではなく、ヴェンダースが独自のアプローチで暴力が人間に及ぼす影響を考察した異色作。ハリウッド・スターを主役に迎え、原色を際立たせた人工的な絵作りに挑戦するなど、ヴェンダースの新境地を感じさせる内容が興味深く、彼本人も“処女作のような気持ちで撮った”と語っている。