|
インビジブル
Hollow Man
(アメリカ 2000)
|
|
マリオン・ローゼンバーグ | |
|
アラン・マーシャル/ダグラス・ウィック/ステイシー・ランブレザー/ケネス・J・シルヴァースタイン | |
|
ポール・ヴァーホーヴェン | |
|
ゲイリー・スコット・トンプソン/アンドリュー・W・マーロウ | |
|
アンドリュー・W・マーロウ | |
|
ヨスト・ヴァカノ | |
|
ジェリー・ゴールドスミス | |
|
SF/ホラー | |
|
|
特殊効果賞 |
|
SF部門男優賞(ケヴィン・ベイコン) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
透明人間という何ともレトロな香りのする題材を最新のVFXを駆使して映画化。監督は「ロボコップ」「トータル・リコール」「氷の微笑」のポール・ヴァーホーヴェン。全編ヌードのオンパレードだった「ショーガール」とか、でかい昆虫が人間を切り刻む「スターシップ・トゥルーパーズ」なんて作品もある。だから、「インビジブル」だってありきたりの怪奇映画のハズがない。透明人間になった天才科学者がすることといえば、同僚の女性化学者へのセクハラ行為だったり、美女をレイプに及んだりとけしからんことばかり。しっかり"変態"入っているのが、いかにも彼らしい。 科学者のセバスチャンは国家最高機密に属する研究プロジェクトを率いていた。目標は人間を透明にすること。そして、ついに彼は生物の身体を透明にする血清を発明。自らが実験台となり透明人間となる。しかし、もとに戻れなくなってしまう。 全身に包帯グルグル巻きという従来の透明人間のイメージを吹き飛ばす全く新しいタイプの透明人間が登場。セバスチャンが透明人間へと変身していくシーンには度肝を抜かされる。皮膚や肉が溶け出し、心臓や内臓が丸見えとなり、血管も消えて骸骨となり、最後には何もかも消えてしまうのだ。 特殊撮影のため、青、黒、緑といった色を全身に塗りたくり、眼球全体を覆うコンタクトレンズを装着してケヴィン・ベイコンが熱演。後半は姿を見せないが、その存在感は最後まで際立っている。 |