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永遠と一日

Mia aiwniothta kai mia mera
 (ギリシャ 1998)


製作総指揮
フィービー・エコノモプロス
製作
テオ・アンゲロプロス/エリック・ユーマン/アメデオ・パガーニ/ジョルジオ・シルヴァーニ
監督
テオ・アンゲロプロス
脚本
テオ・アンゲロプロス/トニーノ・グエッラ/ペトロス・マーカリス/ジョルジオ・シルヴァーニ
撮影
ヨルゴス・アルヴァニティス/アンドレアス・シナノス
音楽
エレニ・カラインドルー
ジャンル
ドラマ
受賞
カンヌ映画祭
グランプリ

キャスト
ブルーノ・ガンツ
アレクサンドレ
イザベル・ルノー
アンナ
ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ
詩人
デスピナ・ベベデリ
アレクサンドレの母
アキレアス・スケヴィス
子供
アレクサンドラ・ラディクー
アンナの母
エレニ・ゲラシミドゥ
ウラニア
イリス・ハジアントニウ
アレクサンドレの娘
ニコス・クウロス
アンナの叔父
アレコス・ウディノティス
アンナの父
ニコス・コロヴォス
医師
ヴァシリス・シメニス
義理の息子

内容
 「ユリシーズの瞳」に続く巨匠テオ・アンゲロプロスの長編第11作。
 北ギリシャの港町テサロニキの詩人アレクサンドレには死期が迫っていた。少年時代の夢から覚めた彼は、街で拾ったアルバニア難民の少年を国境に送り届けるために人生最後の旅に出発する。
 “歴史”ではなく“個人”の生き様に焦点をあて、めくるめくファンタジー描写を織り込んだポエティックな映像世界は、彼の過去の作品と比べても軽やかで、見る者を違和感なく魂のドラマへと導き入れていく。
 これが初のアンゲロプロス作品出演となる「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツが、アレクサンドレを味わい深く好演している。